アートセレクション

ARTIST

アーティスト紹介

山口 典子 Noriko Yamaguchi

絵画・インスタレーション
展示会場

竹の丸 2F貴賓室

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PROFILE

現代美術家/3Dスカラプター。

2007年京都市立芸術大学大学院絵画コース油画修了。

京都造形芸術大学非常勤講師を経て2013年より現在K'sデザインラボで3Dスカラプターとして所属。

皮膚感覚を呼び起こす作品を制作している。

使用画材や技術等は固定していない。

ART WORKS

peppermint girl No.2 (写真作品)

Keitai Girl in Hong Kong(パフォーマンス作品 写真:Takeru Koroda )

INTERVIEW

掛川のまちの印象はいかがですか?
5、6年前に観光で一度だけ来たことがあるんですけど、その頃に比べたら街が新しくなっている感じがしますね、何となくですけど(笑)。すこし前に下見に来させてもらったときは地元の方とも話をしましたが、なんだか“自由で楽しそうだな”って印象を受けました。今のところまだあんまりゆっくり観光できていないので、機会があればじっくり見てみようと思います。
かけがわ茶エンナーレについてどう思われますか?
会場となる地域は自然が多かったり、見た目からしてすごく入りたくなるようなオーラがあるレトロな建物だったりして、そこに展示をすることで建物自体が一つの作品になるような会場が多く、規模の大きさを感じますよね。よくある日本のミュージアムアートとかトリエンナーレの詰め込み型とちがって、そこはすごくいいなと感じました。建物や空間は、作品をインスタレーションする上ですごく重要です。
ご自身の展示会場となる「竹の丸」についてはどうですか?
やっぱりここも建物にオーラみたいなものがあるので、展示させてもらえることになってすごくうれしいです。重要文化財なんかで展示するのはいろいろな制約があるので難しいとよく言われるんですけど、私は好きなんですよね。空間の見た目と自分の作品の見た目をどう混ぜるのか、空間の持つ物語と自分の作品のコンセプトをどうやってマッチさせるのか。そういうことを考えるのがおもしろい。
今回の作品の構想を教えてください。
私はずっと“見るだけで触感を感じるような作品”を目指していて、この展覧会では、私の体を3D技術を使って再現して、その造形物にウロコのように形作った粘土を貼った等身大の作品を展示しようかなと考えています。純和風の部屋の中に、ひと目ではなにでつくられているのかわからない、体育座りをした人型がぽつんと置かれている。隣の控えの間では同じ人型が、畳に膝を、窓際に両手をついて、四つん這いの体を反らせたようなポーズをとっている。存在感があると思います。こういう空間には、なまめかしいものを置くのが似合うと思います。ここはもともと人がいたところですし。
では、かけがわ茶エンナーレの来場者に、それらの作品をどう感じてほしいですか?
私はアートを特別なものじゃなく、自然なものとしてとらえてほしいんです。作品をつくるというのは、決して無理やり取り繕っているわけじゃないですから。外に出るには服を着るとか、それが和室なら和服とか、この料理の作法はこうだとか。アートをそういう“当たり前のもの”の並びの一つとして見てほしいし、身近に感じてほしいと思っています。どういう風に感じてほしいか、という質問に答えるのは難しいですけど、見る人によってなるべくとらえ方がちがうように、あんまり強制力がなく、自然にアートが横にあるような作品をつくりたいです。でも今回の私の作品の見た目は、ぜんぜん自然じゃなくて、違和感しかないですけど(笑)。
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