KAKEGAWA CHAENNALE 2024 ARCHIVES

美術プロジェクト

地域の自然、風景、人々等をアートでつなぐプロジェクト。地域の自然素材を材料にした作品の制作や、子どもも楽しめる遊びアートワークショップなど、このまち、この時だからこそできるアートを創造・発信。

シンボルアート
ツクルバ・ダラ

場所
蔵(連雀)
作家
スギサキハルナ
  • 地域の植物・土・貝殻から生まれた82色の顔料を使い、アーティストが幼少期に見た掛川の風景や今回の制作をモチーフに絵画作品3点を制作した。
    顔料の素材となる自然物は、掛川市内及び近隣市から市民の協力により集めた。
    絵画の制作期間には、制作・展示会場の蔵に市民が集まり、色付けを行った。
    アーティストが市民と協働し関わりあいながら、ともに創り上げるツクルバ・ダラのコンセプトを象徴する作品群となった。
【作品名】
左側「茶畑のダイダラ」
右側「山はいつも見ている」
【作品名】
「今日の色」

ダラの部屋

場所
連雀ニューセンタービル
  • ツクルバ・ダラとして会期までに行った“プロセス期間”の活動展示。
    内容は写真・動画・資料など多岐にわたる。
    中心にはシンボルアートに向けて市民が集めた顔料と、その時々の記録を記したエピソードシートが展示された。
    会場で上映した映像は、かけがわ茶エンナーレ公式YouTubeチャンネルで視聴可能。
    作家:はらとみこ、采映像制作、尚美学園大学情報表現学科学生有志、新しい働き方LABポートカケガワアート部 等
11/10(日)

OPEN STUDIO

場所
tha Port kakegawa
作家
James Gray、Zhai Liang
  • イギリス人フォトグラファーによる写真と茶の木のインスタレーション展示。アーティストが茶文化を作品にするにあたり選んだのは500年の伝統をもつ「横須賀凧」。横須賀凧職人の協力のもと、茶畑と横須賀凧の色・形のコントラストに着目した写真群を、茶の木や凧の骨組みとともに展示した。
    同日には中国人アーティストによるライブパフォーマンスも実施。会場と現地をオンラインでつなぎ、アーティストは来場者の印象や会話の内容をもとにその場で絵を描いていった。