アートセレクション

ARTIST

アーティスト紹介

大庭 大介 Daisuke Ohba

絵画
展示会場

二の丸美術館

MAP
NEXT

PROFILE

画家、1981年、静岡県袋井市土橋生まれ。現在、京都在住。
2007年東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修了。
京都造形芸術大学大学院芸術専攻准教授。

光の移ろいや鑑賞者の立ち位置によりイメージや色彩が変容しつづける絵画を特殊な
偏光系のアクリル絵具をもちいて様々な道具やルールを設定した
方法論をもとに多角的に展開させる。

主な個展に、2017年「大庭大介 個展」(SCAI THE BATHHOUSE・東京)
2012年「The Light Field」(SCAI THE BATHHOUSE・東京)
2011年「The Light Field」(大和日英基金・ロンドン)
2012年「大庭大介 個展」(SCAI THE BATHHOUSE・東京)
主なグループ展に、2011年「堂島リバービエンナーレ2011」(大阪)
2012年「超群島ライトオブサイエンス」(青森県立美術館・青森)
2013年「The Islands of the Day Before」(開渡美術館 (KdMoFA)・台北)
2014年「NATURES DUET:SELECTED WORKS BY JORGE MAYET&DAISUKE OHBA」FAJAM FOUNDATION(ドバイ)
2015年「タグチヒロシ・アートコレクション パラダイムシフト
てくてく現代美術世界一周」(岐阜県立美術館・岐阜)
2016年「静岡県立美術館 新収蔵品展」(静岡県立美術館・静岡)ほか多数。

作家ホームページ
https://www.daisukeohba.com/

ART WORKS

「THE BATTLE STAGE」(部分)2016年

120cm×120cm×4.5cm
アクリル、綿布、パネル
Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE

「X」2016年

230cm×180cm×6cm
アクリル、綿布、パネル
Photo:表恒匡
Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE

INTERVIEW

故郷である県西部でこのようなアートイベントが行われることをどう感じていますか?
今回改めて来てみると、友人や先輩と遊んだ思い出のある場所があちこちに残っていたりして、ノスタルジーを感じますね。ここで作品を展示できるのは、親戚や知人に見てもらえるという意味で、単純にうれしいです。僕のやっている現代美術などはあんまり根付いていない土地柄だと思っていたので、茶エンナーレのお話をいただいたときは正直びっくりしました。
今回の会場は掛川駅から掛川城への文化地区ですが、それらの建物で展示をすることの意味はどうお考えになりますか?
僕は土地と関わって何かをつくっていくタイプの作家ではないので、掛川でやることとは関係なく、純粋に自分の仕事を出そうかなと考えています。だけど根本的な話をすれば、僕はこの土地で生まれて、この土地の水を飲んで育ち、その中でいろんなものを見て、そこから培った表現みたいなものが自分の中にあるので、あえてお茶とかをテーマに作品をつくらなくても、すべてが土地との関りを持っているとも思っています。
今回の作品の構想を教えてください。
去年から取り組んでいる作品の新シリーズを出品しようと考えています。ホログラム塗料を使って特殊な仕掛けをしてあるのですが、右から見るのと左から見るのでは絵が全く変わるんですね。たとえば風景画だったらいつ見ても同じですが、僕の絵は抽象的なイメージが描かれていて、見る人や見る時間によって、絵の見え方がどんどん移り変わり、その瞬間にしか生まれないものが見えてくる。人と自然光と作品が関わり、その偶然性で空間を変容させていくのがテーマです。
特定の何かを表現しようというのではなく?
そうですね。でもやっぱり表現したいのは、ものすごく普遍的なことというか、何で僕たちは今ここにいるんだろうとか、宇宙ってどういう風に始まったんだろうとか。自分たちが社会で生きていく中で何となく見えてくるものというよりは、もっと普遍的な謎そのものに興味がありますね。
そういった作品を、かけがわ茶エンナーレの来場者にどう感じてほしいですか?
どんな物事でもそうですけど、人によってはそれが人生を変えるくらいショックを受けるような場合もあるし、ああ芸術ってわかんないなって思うだけの場合もある。お茶でも、それをただのお茶としか認識していなければ、苦い、とか思うだけなのに、それが茶道だと宇宙を感じたりしますよね。見方は人それぞれなので、自由に解釈してほしいと思います。ただ、美術=難しい、という偏見を持たずに、単純に自分の家に欲しいか欲しくないかとか、好きとかそうでもないとか、そういう風に心を開いて見てくれたら、つくっている側としては嬉しいですね。
一覧へ戻る

PLACE

展示場所ご案内